東京都民間保育園協会の広報誌(4月号)に事務局長の菅野映が寄稿いたしました。

東京都民間保育園協会様の広報誌4月号に、当協会の副理事長・事務局長の菅野映が寄稿いたしました。内容を一部抜粋して掲載いたします。
東京都民間保育園協会の広報誌第131号(4月号)について

「脳と体幹を刺激するコオーディネーショントレーニング」

1.コオーディネーショントレーニングとは

 今回ご紹介する内容は、JACOT理事長の荒木秀夫先生(徳島大学名誉教授)が脳神経科学、認知科学、運動科学などの学際的研究の共通項から導き出し、考案した理論と実践になります。コオーディネーショントレーニング(Co-ordination Training)は、人間の潜在的能力を引き出す身体への感覚・運動刺激を通して、知性・感性を育み、様々な「学ぶ力」の獲得を目的としています。この「学ぶ力」が高まると、縄跳びや鉄棒など、今まで何度練習しても出来なかった動きや初めて行う動きが、あまり練習もせずに、すぐに出来るようになります。

 JACOTでは、誰もが指導でき、誰もが結果をだせることを念頭に考案された基礎的コオーディネーション(Basic Co-ordination)の普及に取り組んでおり、東京都教育委員会が推進するなど全国の保育・教育現場を中心に実践が広がっています。

Co-ordination Training
JACOT副理事長・事務局長 菅野 映
 2005年のJACOT設立当初からスタッフとして事業の企画・運営に携わる。徳島大学の荒木秀夫先生と出会い、システム科学から人間行動科学までを網羅した理論と実践法に感銘を受け、2009年に徳島大学大学院へ進学。現在は、JACOT認定講師として幼児から高校生への指導と教員研修など全国での普及活動に励む一方で、ライセンス教本の執筆、会報誌「JACOT通信」や東京都「実践教材集」の編集、映像制作を手掛ける。
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