青森県「運動部活動指導の工夫・改善支援~ブルーウイング・プロジェクト~」

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青森県教育委員会

slide0027_image002青森県教育委員会とJACOTが連携して、文部科学省委託事業の運動部活動指導の工夫・改善支援事業として「未来の指導者と共に歩む持続可能な指導者養成~ブルーウイング・プロジェクト」を平成27年度から平成28年度の2年間実施しました。
運動部活動をスポーツの技能等の向上のみならず、生徒の生きる力を育成する活動とするため、指導者育成を中心に据え、より良い指導体制の構築についての実践研究に取り組みました。最終的にはコオーディネーショントレーニングを運動部活動で取り組んだ高校生が、指導者体験として、幼児や小学生にコオーディネーショントレーニングを教えることを通して体験的に理解を深める取り組みを行いました。

高校生がコオーディネーショントレーニングを子どもに指導した感想

幼児と小学生に教えるという事で、人見知りである自分が上手くできるか不安だったけど、 担当した子が楽しくやってくれたので安心しました。 この体験を通して人に伝える大変さがものすごくわかりました。 そして継続は力なりということわざ通りの結果が得られたので、 家族や友人に教えて一緒に能力の向上をしていきたいと思いました。(高校2年男子)

今回のコオーディネーショントレーニングを通して相手の立場などを思いやりながら行動や言動を変えていかなければならないということを学べました。(高校2年女子)

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青森県総合学校教育センター

青森県総合学校教育センターでは、平成22年度から平成28年度までの8年間、運動部活動を通じて、生徒に豊かな学校生活を経験させるために、部活動における心身のトレーニング方法や、体罰のない導き育てる運動部活動の在り方ついて毎年JACOTによる研修を実施し、「指導者が変われば選手が変わる」を実感し、実践につなげていけるよう支援してきた。研修では、コオーディネーショントレーニングの素晴らしさを知ってもらう機会とし、積極的に各種目において取り入れてもらうことで、子どもたちの豊かなスポーツとの関わりをサポートすることを狙いとしている。

青森県内におけるJACOT連携事業の実績

・青森県総合学校教育センター「運動部活動研修講座」で教員研修を毎年開催(H22~H28)
・青森県教育委員会「運動部活動指導の工夫・改善支援事業」文部科学省委託事業(H27~H28)
・青森県教育委員会「体育・スポーツ資質向上等推進事業」スポーツ庁委託事業(H29)
・弘前市教育委員会「体力・運動能力向上研修」小中学校の教員研修を毎年開催(R3~R5)

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