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飯田市体育協会
飯田市(長野県)では、スポーツ施策において、スポーツ推進上の個別問題を相互に関連づけて総合的に解決する糸口としてCOTを位置づけている。(公財)飯田市体育協会と教育委員会が協働して平成19年度(2007年)から親子体験会や学ぶ会、「ライセンスセミナー」で指導者の育成を図り、同時に市民に向け、COTの普及啓発のための事業である「体力・運動能力向上教室」を毎年行っている。飯田市は、政策上の重要な柱に“地育力によるこころ豊かなひとづくり”を据えているが、それは人材育成こそが地域の将来への展望を拓くという基本的な考え方に基づく。将来の担い手である子どもたちが本来持って生まれてきた内なる能力と可能性を存分に発揮しながら育ってほしい!そんなふうに育てたい!その思いがCOTを導入した背景であるともいえる。
体力運動能力向上教室~めざせスポーツ万能~
平成20年度(2008年)より開催している「体力・運動能力向上教室」は、専門競技で実績のある指導者による基調講演やJACOTによる親子体験、教育講演、高齢者体験などが行われてきており、現在では飯田市の実践研究会であるICOT(アイコット)が、コオーディネーショントレーニングの指導を行っている。
ICOT活動紹介
飯田市COT実践研究会、通称ICOT(アイコット)は、平成22年にJACOTのライセンスを取得した飯田市民のメンバーを中心に結成した。地域の公民館・自治体等での親子・高齢者COT体験会やJACOTオフィシャルプログラムによる定期教室の開催など現在18人の会員で活動を行っている。26年11月にはJACOTオフィシャルプログラム学校体育編、低・中学年6時間プログラムでの授業支援活動をおこなった。
≪全国の主な事例≫
幼稚園・保育園
小学校
中学校・高校
教育委員会