現在、脳科学や学問的な知見から、「運動」は体力・運動能力向上はもちろん、知性、感性、コミュニケーションなどの多面的な人間らしさに深く関係することが明らかにされつつあります。また、子どもの生理学的発達段階(成熟度)は一人ひとりに個性やばらつきがあり、暦年齢に比べ3~4歳前後の差があると言われています。 コーディネーション道場ではそのような考え方をもと、クラスを学齢で分けず、目的別の2コースをご用意しました。お子様のスケジュールや目的に合わせてお選びください。2コースを続けて受講することも可能です。子ども達が心身ともに健全なバランス感覚を持ち、お友達と運動やスポーツを楽しみ、賢く、心豊かな子に育つお手伝いをしたいと考えています。
神経系の発達が著しいこの時期は、緻密な神経回路を形成するために、多種多様な動きの経験を必要としています。また、指導が適切で多面的であればある程、後に専門的なスポーツを行ったときに習得速度や応用力に大きな違いがでるといわれています。日常生活の動きやスポーツの土台となるコーディネーション能力を楽しみながらしっかり身に付けます。
コーディネーション運動にスポーツの特性を導入することで子どもの役割や目的が明確になり、自発的に動きの質を高めようとどんどんチャレンジします。結果ではなく経過を観察できる指導者が傍にいることで失敗を恐れなくなり、自分で考え、仲間とプレーすることの大切さと「上手くできた時」の喜びを共有し、スポーツが得意になるだけでなく、コミュニケーション能力や社会性も育ちます。
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小田 俊一 [おだ しゅんいち] NPO法人JACOT公認講師・研究員 シルバーライセンス 順天堂大学スポーツ健康科学部 非常勤講師 |
髙橋 美紗江 [たかはし みさえ] NPO法人JACOT准講師・研究員 ブロンズライセンス 板橋区・ひいらぎ保育園(課内)指導主任 |
菅野 美津枝 [かんの みつえ] NPO法人JACOT理事・事務局長 NPO法人ライジェ 理事長 |